海外からのパソコン出張修理依頼
海外と言っても、海外に行くわけではありません。
今回は海外から、日本に住む母親のパソコン修理が出来ないかの相談メールから始まりました。
機械は数年前に購入したIBMのデスクトップ
OSはウィンドウズ95
・起動時に青い画面でエラーを出して立ち上がらない
・ダメ元でメーカーに問い合わせたが修理対応出来ないと言われた
・東芝のノートPCを購入し日本に送ったが使い方がわからず触れないようだ
・使うのはメールだけなので、どうにかしてIBMのPCを直して欲しい
・機械は重く運ぶ手段もないので現場で修理をご希望
依頼内容をまとめるとこんな感じです。
Windows95はさすがにこちらでも現段階では対応出来ず(作業が出来ないという意味では決してないのですが)初めはお断りするつもりで返信をしました。
しかし、とにかく一度見てもらえないか、他にもメールを数十社に送ったが返事も貰えずにいると悲痛なメールが届き、訪問を決意(?)しました。
パソコンが起動しなくなってから1ヶ月程度経過しており現場のお母様では、何をして何が起こったのか全くわからなくなっていました。
メールでのやり取りの中でデータは必要ないこと(リカバリーして欲しいこと)、メールだけ出来れば良いことを伺っておりましたので起動の確認とパソコン購入時の付属品を確認します。
パソコンの起動は例外エラーがたくさん出てきました。
ネットで情報を検索して・・・とも思いましたが、今回は原因の追及よりもお客様ご希望のリカバリーを優先させます。
説明書と付属品を確認します。(すべてが非常に綺麗に保存されており「これならいける」と内心ホッとしました。だって、現行のパソコンでさえ付属品の揃っていない修理依頼が多いのは事実ですから)
起動ディスク(フロッピーディスクです)で起動をさせますが何とここから躓きました。
フロッピーが読めません。(ここで少し心が折れそうになったのは内緒です)
お客様が心配そうに「駄目ですか?」とお聞きになります。
「まだ大丈夫ですよ」ちょっと意味不明な?返事。
フロッピーディスクが駄目なのか?FDDが駄目なのか?もしかしたらどちらも駄目かもしれない、よからぬ思いが浮かびます。考えていても仕方ありません。フロッピーディスクを持参のノートパソコンで読み込んでみます。これは大丈夫そう。でも心配になり念のためフロッピーの中身をパソコンにバックアップさせておきます。
と同時に車にあるFDDを取りに走ります。FDDを交換し起動させてみると懐かしい画面での作業です。
FDISK
何年振りだろう。以前はよく見ていた画面ですが現在に至っては見ることはありません。
パーティションを作成して再起動しOSのインストールを行います。
後は時間はかかりましたが無事にOSの起動、ネット、メールへの接続確認。
海外にいるご子息にその場でメールを送りました。
一旦電源を切り、パソコンの組み立て、配置を元に戻し、再度起動とメールの確認。
海外のご子息から早速返信が入っていました。作業がどうなるか心配されていたようでしたが安心していただけました。
もう暫く使えそうです。
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